今日から満月の大潮。

中潮最終日の夜に行って来ました、ナイトダイビング。

エントリー前には美しい夕焼けも見られ、気分は早くもウキウキ♪

気分は浮いても、水中では浮かないでくださいね！

ナイトダイビングはビーチでの開催なので、いつもよりウェイトは多めをオススメします！

 

風も南風、波は超穏やか♪

絶好のコンディションで、レッツナイトダイビング！！

 

今回もサンゴの産卵こそ見られませんでしたが、

もう一つの目玉であるニシキテグリの繁殖行動をじっくり観察できました^^

ニシキテグリの繁殖行動は、日没後にスタートします。

眩しい光が苦手な彼らは、昼間はサンゴの隙間や岩陰に隠れていますよ。

ライトを片手に、サンゴ礁周辺を探していると・・

いましたいました♪

まずはオスのニシキテグリを発見☆

でっぷりと体格のいいオスの登場です。

１匹見つかると、たいがいその周辺にもう何匹か隠れています。

探してみると、もう一匹のオス

そしてひと回り体が小さなメスが見つかりました。

多い時には何組かのペアができたりするのですが、この日はこの３匹だけだったようです。

オス２匹に対して、メスが１匹。

完全なる三角関係じゃないっすか！！

これはもしや・・？

と思ったナオトの予想が的中。

しばらく観察していると、オス同士の激しいバトルが始まりました！

右側が一番始めに見つけたオスのニシキテグリ。

２匹の体色が、微妙に違うのが分かりますか？

体格は同レベル。

ヒレというヒレを全開にして、１匹のメスを巡った男同士の真剣勝負！！

どのように勝敗がつくのかは分かりませんが、胸ビレや尾ビレを必至に動かし、相手を攻撃しているように見えました。

自分の子孫を残すための、言わば生き残りをかけた一戦と言っても過言ではありません。

そんな真剣勝負を覗かせてもらっている僕の方が、ハラハラドキドキ。

 

その頃、渦中の彼女はというと・・

こちらが２匹のオスを虜にしているマドンナ的存在の彼女。

その美しい顔をしっかり撮ってあげられなかったのが悔やまれるところですが。。。

自分を巡るオス同士の激しいバトルが繰り広げられているのを知ってか知らずか、

彼女は餌を探しているようで、砂地で捕食を繰り返していました。

確かに、この後最大の仕事”産卵”という大役が待っている訳ですからね。

それに耐えられる為のエネルギー補給は大事ですよね。

 

一方、２匹のオスは・・

まだまだ決着はつかないようです。

しかし、僕が見るからに右側の少し色が濃いニシキテグリの方が優勢なんじゃないかと思いました。

公平なジャッジメントがいる訳ではないので、なんとも言えませんが。。

そんなバトルを見守っていると、ようやく勝敗が着いたのでしょうか！？

２匹のオスが距離を置き、次第に離ればなれに。

そして、彼女の元へ向かったのが、僕が優勢だと思っていた色の濃いニシキテグリ！

どうやら彼が彼女との繁殖切符を手に入れたようです。

 

そして、さぁいよいよ感動の産卵シーンが始まるぞ〜とカメラの準備も万端で息を飲んで待っていると

何やら様子がおかしい？？

いつものように、２匹寄り添いながら天に昇り、一瞬にして放卵するシーンが見れるかと思いきや

なぜか徐々にトーンダウン？？

え？なんでなんで？？

と内心焦る僕の気持ちとは裏腹に、そのままカップルは離ればなれに・・・

えー！？うそー！？

とショックを隠せないまま、すぐに姿を隠してしまったメスとは違い、

見える場所を泳ぎ移動するオスを追いかけてみる事に。

もしかしたら、実は相性が合わなくて、また別のメスを探しに行くのかもしれない

と思いながら、その姿を追いかけてみるものの、

一向に他のメスは現れず・・・

オスのニシキテグリもメスを探しているような雰囲気ではあったのですが、

どうやらもう夜も更け過ぎて、タイミングを逃してしまったようです。

最終的には、僕の方が諦め、そのニシキテグリにさよならを告げて帰って来ました。

 

もしかしたら、カップルが成立したあの時、ライトを照らし過ぎて嫌がられてしまったのかも。。。

しかし明かりがないと真っ暗な夜の海。

その加減が難しいところでもあります。

そんな自分を反省すると共に、次回へのリベンジを胸に誓いました！

 

最後に、メスと別れた後のバトルに勝ったはずのオスのニシキテグリ。

なんだか寂しそうな、悲しそうな表情に見えました。

それとももしかしたら僕に対して、「邪魔すんじゃねーよー！」と

怒っていたのかも？？

 

次からは気をつけたいと思います。。

みなさんももし産卵シーンを見れるチャンスが来たら

その時はライトの照らし過ぎにご注意くださいね！

 

今日も母なる海に感謝を…

naoto

 

 

 

 

 

 

おまけ♪

〜青い夏空と白いモクモクの夏雲に誘われて〜

あまりに天気が良かったので、仕事帰りに砂山ビーチへ寄り道〜♪

たまぁに行きたくなる、好きなビーチの一つです。

夏は空の青、海の青、雲の白、植物の緑

全ての色が最大限に引き出され、光り輝いています。

もう眩しくて眩しくて、、

そして何より厚くて、滞在時間１０分足らず！？

日陰にいないと、これが限界です^^;

 

砂山ビーチ名物の巨大アーチ

宮古島のダイビングポイントには地形ポイントが数あれど、

このアーチがもし水中にあったら、間違いなくトップクラスの巨大さを誇るアーチのはず！

 

夕陽スポットでもあるこのビーチ

時期が合えば、巨大アーチのなかにすっぽりと夕陽が収まりますよ♪

 

お父さんと子供達が波打ち際で遊んでいる姿を撮影するお母さん

そんな風景を撮影するナオト（笑）

 

naoto

【今日の宮古島ダイビング情報】

■天候：曇りのち晴れ
■気温：30℃
■水温：27℃
■風向き：南
■波高：2mうねり
■透明度：20m
■ポイント１：白鳥崎
■ポイント２：白鳥崎

先日のお客様から、嬉しいコメントをいただきました。

「ハートのプレゼント」

最高に嬉しいです！ありがとうございます！

そんな嬉しいお言葉もらっちゃったら、俄然やる気が出て来ます！

みなさんの暖かいコメントも大歓迎です♪

褒められて伸びるタイプ!?ナオトです（^0^）

 

 

今日は海の保全活動へ。

マリンリゾート協同組合のメンバーで定期的に行われている海中清掃活動。

忙しい時期でも、時間の隙間を縫って、みんな海をきれいにする為に集まって頑張ってくれています。

今日はナオトも久しぶりに参加。

ポイントは前回同様、伊良部島の白鳥崎にて。

地元の有名な釣りポイントであるため、根がかりした釣り糸やおもりがたくさん。

今回は少し深めの溝に溜まっている鉛のおもりを重点的に回収。

これが出るわ出るわで、結局おもりだけで驚愕の１００kgオーバー！？

一つ一つのおもりは数百gでも、それが大量に集まるとこんなにもなるのかと、ただただ驚くばかり。

それがまたダイビングポイントにわんさかある訳ですからね。

そんな海をガイドしている僕たちの心境はなんだか複雑です。

きれいな宮古島の海をガイドしているはずなのに、人工物が大量に投棄されたポイントをガイドしなくてはいけない。

お客様の目に入らないようにガイドしても、気づく人は気づくでしょう。

せっかく宮古島の美しい海を楽しみに潜りに来てくださるお客様の期待を裏切らない為にも、

こうした清掃活動は必要不可欠なんだと思います。

こうした活動が、僕たちダイバーだけでなく、釣り人達にも広がってくれたら、

宮古島はさらに美しい島へと変わっていくはず！

いつかそんな日が来ればいいなと切に願います。

いつまでも、宮古島が美しい島であり続ける為に。。。

 

そんな僕の願いをよそに、いつの間に？どこからともなく現れた天気図に熱低の文字二つ。

台風になる可能性は低いとの予報ですが、これからの進路が宮古島のすぐ南海上を東へ進むみたい。

その影響か、早速明日は北風に回る予報。

波も３mとやや時化。

あとはうねりがどれほどになるのか。

まずは今年一発目のジャブと言った所でしょうか？

 

今日一日は真夏のような青空が広がりましたが、それも束の間かもしれません。。。

内地の方でも徐々に梅雨入りし始め、ジメジメ鬱陶しい日が多くなっている事でしょう。

そんな沈んだ気分を少しでも晴らしてあげれるように、夏空の宮古島をお裾分け♪

これを見て、気持ちだけでも宮古島を感じて、リフレッシュしてくださいな(*^^*)

 

 

naoto

 

 

今日はご飯と一緒に宮古島紅芋を炊いてみたよ♪

その名も紅芋ご飯(^0^)

ほんのり芋の甘みがあり、彩りもとっても綺麗！！

これに雪塩を振りかければ、もう文句無しの美味しさです！！

一度ご賞味あれ♪

 

先月北海道へ帰っていた時に出会った一つの漫画があります。

『宇宙兄弟』

映画化にもなっているので、ご存知の方も多いでしょうか？

僕もその名前くらいは聞いた事ありました。

でも、映画を見た事もなけりゃ、漫画を読んだ事もない。

内容すら全く知りませんでした。

そんな漫画に、ついに面と向かってで会う時が来てしまったのです。

それは北海道の奥様の実家で。

１巻から全て揃っているではありませんか。

子供も産まれて、あまり出歩けない状況下でこれを読まない訳にはいきません。

子供が寝ている横で、黙々と読みふけっていました。

実は大の漫画好き、ナオトです♪

ジャンプは毎週欠かさず立ち読みしています（笑）

 

そして、その宇宙兄弟にどっぷりハマってしまったのは言うまでもありません。

内容をご存知の方は分かると思いますが、すごく夢がある漫画なんです！

そして男のロマン溢れる漫画だと思います。

意外と胸に響く台詞があったりするんですよ！？

「本気の失敗には価値がある」

「もし諦めきれるんならそんなもん夢じゃねぇ」

とかね。

国民的に愛されているあのワンピースにも負けない、心震えるシーンがたくさんある漫画です。

 

なんか宇宙兄弟の宣伝みたくなっちゃいましたが、僕が言いたい事は、

「宇宙とダイビングは良く似ている」

ということ。

どちらも人間が生きて行く為に必要不可欠な空気が存在しないこと。

そして無重力であること。

実際には水中では浮力が働いて無重力状態を味わえるというのが本当の所ですが、

あまり細かい事は気にしないようにしましょう。

そんな水中環境、ダイビングシーンによく見られる状況がこの宇宙兄弟の漫画の中にも数多く出て来ます。

ダイビングをしているからこそ分かる無重力状態や、空気が無い環境での活動。

逆に言うと、宇宙での無重力状態を地球上で体感できるのは、ダイビングだけという事です。

それがダイビングの最大の魅力でもありますよね。

「まるで宇宙に浮いているような感覚」

と表現されますが、これは全くその通りだと思うんです！

もちろん実際に宇宙に行った事はありませんが、これはもう断言してしまってもいいでしょー（＞▼＜）

僕は潜っているときいつもこう思いながら潜っています。

「宇宙に行ったらこんな感じなのかな〜」ってね。

 

そんな感じで、なんだか妙に共感できる部分があったからこそ、この漫画にハマってしまったのだと思います。

それに加えてのロマンやら夢やら、男心をくすぐられる内容になっている訳ですからね。

そして題材が宇宙。

僕も子供の頃は宇宙に思いを馳せた事もあったなぁ〜

宇宙に限りはあるのか・・とかね。

この話をしたらまた長くなりそうなので、やめときましょう（笑）

 

ダイバーである方ならきっと面白い漫画だと思います！

オススメですよ♪

僕なんて早速映画の宇宙兄弟レンタルして観ちゃいましたから♪♪

 

結局最後は宣伝でした（笑）

 

naoto