新たな生命の誕生
日本の南の小さな島から、北の大地へひとっ飛び!
2週間のトリップから帰って参りました。
北海道(新千歳)ー沖縄(那覇)間は国内最長路線だそうです。
宮古島ただいまー!
みなさんただいまー!
飛行機の席はいつも窓側指定、ナオトです。
機窓から眺める景色を見ては、いつもワクワクドキドキしています。
いい大人がちょっと恥ずかしいな、と思いつつもいつもカメラを手に窓の外の景色を楽しんでいます。
厚い雲に覆われた空を突き抜けると、その上空は雲一つない青天!
一面の雲海を下に見下ろすそこは、なんだか異空間にいるようで・・というかここはもう異空間ですね!
そこはまた海中でダイビングをしている時とは違った不思議な気持ちにさせてくれます。
ダイビングも初めて潜る人や、久しぶりに潜る人にとっては、異空間そのもの。
飛行機はただ乗っていればいいだけですが、ダイビングはただ沈めばいいってもんでもないですからね。
だからこそ、僕たちインストラクターがしっかりサポートしなければいけません。
そういう飛行機も、僕たちはただ乗っているだけですが、そこにはパイロットがいてキャビンアテンダントがいて
僕たち搭乗客をサポートしてくれています。
もっと言えば命を預けていると言っても過言ではありません。
そういった部分では飛行機搭乗とスキューバダイビングって、なんか共通した部分があるな〜と感じた今回のフライト。
さて、機窓の眺めからダイビングに話を繋げられた所で長い前置きはこのくらいにしておきたいと思います。
話をまとめるのが苦手なナオトです(笑)
今回2週間という長い期間、はるばる北の大地へ訪れた最大の目的はただ一つ!
新たな生命の誕生を見届ける為!
新しい家族の誕生を歓迎する為!
正確には10ヶ月前から小さな命は芽生えていた訳ですが
その時はまだお母さんのお腹の中で、胎児という呼び名。
その小さな命がこの世に誕生した瞬間、一人の人間として認知され、一人の人間の壮大な人生という物語がスタートしました。
そのスタートに奇跡的にも立ち会う事のできた幸運。
そしてその場で味わう事のできた感動。
海でも日々数多の感動を味わっていますが、
言葉にできない感動というのを初めて味わった気がします。
そして生命の誕生とはこんなにも素晴らしいものなのかと再認識すると共に、
新しい家族が増えた喜びと、また守る物が一つできたという責任を感じずにはいられません。
その責任と改めて知った生命誕生の神秘を胸に、またこれから仕事にダイビングに精力を注ごうという意気込みであります。
また自分が親になって初めて分かる親のありがたみ。
母親の産みの苦しみ。
父親の決意。
そして生命の糸を繋いでいくということ。
なんだか感じる事がたくさんあり過ぎてやっぱりうまくまとまりませんが、
そんな気持ちを忘れずに、いちダイバーとして、いち親として、いち人間としてこれからを生きて潜ってみなさんを宮古島の海へご案内していければと思います。
海の中でもたくさんの命のドラマが繰り広げられます。
これからは、そんなシーンを観察し紹介する時にも今回のこの経験が良い影響をもたらしてくれるのかもしれません。
さぁ明日から海の仕事!
しっかり気合い入れて頑張りますよ〜
今日は親に感謝を、そして妻と新たな家族に感謝を…
naoto