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サンゴの子供2015.01.20

【今日の宮古島ダイビング情報】

■天候:☁️☀️☁️
■気温:19℃
■水温:23℃
■風向き:東
■波高:2,5mうねり
■透明度:30m
■ポイント:下地島近海

卓上ミドリイシの子供

今日は(も!?)サンゴのお話

ここ最近連日行っているサンゴ被度調査。

その調査って、実際何をしているの??

みなさんの興味があるかどうかは分かりませんが、そんな調査内容をちょこっとご紹介。

調査と言っても、特別難しい事をしている訳ではなく、実際に潜って目で見てサンゴの種類や分布状況を確認、そしてそれを数字に出して記録する。

あ、写真やムービーも撮影しています。

あとはオニヒトデの有無を見たり、その他特別変わった事柄がないかとか・・

簡単に言うとそんな感じ。

その中で、『加入度』というチェック項目があります。

これはサイズが5センチ以下のサンゴの事を言います。

”新規加入”と言うと分かりやすいかな?そんなイメージ♪

すごくちっちゃいサンゴ、いわゆるサンゴの子供ですね。

その中でも種類がミドリイシ系のサンゴに限定されます。

ミドリイシというと聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、

おそらくみなさんがサンゴと聞いて思い浮かべるものがこのミドリイシという名前のサンゴでしょう。

俗に言うテーブルサンゴや枝サンゴの事です。

ね、良く見てるでしょ?^^

そのミドリイシの加入度となるものがトップの写真。

これはまだこのサンゴが生まれて2年以内のものだと思われます。

アップで撮っていますが、実際は僕の人差し指一本分程の大きさ。

1センチくらい?

このようなサンゴを1m×1mの枠内でいくつあるかを確認・勘定します。

勘が鋭い方はこの辺で何が言いたいか分かってきたかな?

勘定した数が多ければ多い程、その場所にはこれからミドリイシ系のサンゴが増える見込みがあるということ。

またミドリイシ系のサンゴが生息しやすい環境だとも言えます。

今はパッと見サンゴが全くないように見えても、5年後10年後には見違える光景になっているかもしれないのです。

なので、調査中この加入サンゴがいっぱい見つかった時なんかは、なんだか嬉しくなっちゃうんですよね♪

数年前にオニヒトデによる大被害を受けたポイントにも、今は既にこのサンゴの子供達が根付き始めているのです。

いろんなダイビングポイントで一面のサンゴ畑の光景を見られる日が来るのも、そう遠くはないのかも。

八重干瀬 サンゴ礁

 

明日は久々ファンダイビングへ!!

専門学校時代の友達が遊びに来てくれます。

約10年ブランクなんだとか!?

どうなるのやら・・

お楽しみに☆

 

今日も母なる海に感謝を…

naoto

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